ロックフォールA.O.Pとは
ロックフォールチーズはゴルゴンゾーラ、スティルトンと並ぶ世界三大ブルーチーズと呼ばれており、またフランス最古のチーズとも言われています。羊乳から作られる青カビタイプのチーズで数千年前、ロックフォール=シュル=スールゾン村の地下に広がる巨大な洞窟で羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着して出来たチーズとも言われております。現在もこの洞窟で採取された青カビを使い、この洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものではないとロックフォールとして呼べません。その為、ロックフォールチーズはA.O.P指定を受けています。
クセになる濃厚な旨み!
ロックフォールは、白いチーズの中に鮮やかなブルーのカビが生えています。ブルーチーズならではの刺激的な風味、味わい、強めの塩分がチーズ通にはたまらない美味しさです。その一方、羊乳から作られているためバターのような濃厚さとクリーミーさも特徴的です。ロックフォールは青かび作りから始まり、小麦粉と大麦粉で作ったパンから繁殖させた青かびを採取した後、チーズに付着させて熟成させて作られます。このように作るのに時間、手間などがかかり、専門技術も必要になります。その為、店頭でも高値で売られており、フランス国内でも贅沢品として認識されています。刺激的な風味とクリーミーな味わいで多くの人々を虜にしているチーズなんです。
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